【経審】元請工事が少ないとZ点で不利？〜今からできる3つの具体策を解説〜

Z点とは？｜元請工事が評価のベース

Z点（実績評価点）は元請として完了した工事の実績で評価されます。
つまり、どんなに大規模な下請け工事をしていても、Z点には反映されません。

でも大丈夫！Z点は今からでも強化できる

たしかにZ点は過去の実績が問われますが、今できる対策で将来の点数アップは可能です。
また、Z点以外の項目（技術力、経営状況、社会性）で全体のP点を高める戦略も取れます。

🔧 今からできるZ点対策｜3つの具体策

① 技術職員の質で加点をねらう

元請が少なくても、次のような技術力で評価アップが可能です：

• 1級・2級施工管理技士の在籍
• 実務経験10年以上のベテラン
• 職員の配置と業種の整合性

▶ 技術者名簿を整備・強化することが重要！

② 小さな元請工事でも証拠をそろえる

• 工事名
• 契約金額
• 契約書・請求書などの証憑類

→ 小規模な工事でも、正確な記録があればZ点加点の対象になります。

静岡県では、特に証拠書類の整合性が重視されるため要注意です。

③ 将来に備えて実績データを残す習慣を

• 施工技術者の氏名・役割
• 受注形態（元請／下請）
• 工事金額・完工年月
• 写真・工程表など

→ 日常的に記録する仕組みを作っておくことで、来年度以降の経審対策が圧倒的に楽になります。

Z点が低くても「総合力」で勝てる！

P点（総合評定値）はZ点だけで決まりません。

• 経営規模（X点）
• 経営状況（Y点）
• 社会性（W点）

これらを強化すれば、Z点が低くても公共工事に参加できるレベルのP点に到達可能です。

🎯 実際の支援事例｜D県／電気設備業・従業員6名

「Z点が低くて経審の点数が伸びない…」とご相談。
元請工事は年1件のみでしたが――

• 技術者名簿の見直し＋実務10年超の職員を正確に記録
• 小規模元請工事も証憑をそろえて申請書に反映
• 将来の実績管理の仕組みを導入

▶ 結果：Y点・W点でバランスをとり、公共工事参加の基準点をクリア！

まとめ｜Z点対策は「記録の習慣」がカギ

Z点で悩んでいても、大丈夫。
いま始めることで、次回経審を有利に進める準備が整います。

✔ 技術職員の記録
✔ 小規模工事の証拠整理
✔ 実績の見える化

これらを積み上げるお手伝いを、私たち行政書士事務所ACTIONがサポートします！

📩Z点診断・経審支援はお気軽に
→ LINE、お問い合わせフォーム、チャットワークからどうぞ！