行政書士
佐野 雅彦
[８．開業・事業継続届出サポート]
経審を受けないとどうなる？
- 投稿：2025年05月07日
- 更新：2025年10月16日
こんにちは。
行政書士事務所ACTION代表の佐野です。
「経審って本当に必要？」
「受けていないと公共工事に参加できないの？」
…そんな疑問に、スッキリお答えします。
この記事の監修者
経営事項審査（経審）は、公共工事や官公庁の入札に参加するための必須条件です。
これを受けないと、以下のような影響があります。
- 公共工事の入札資格が取れない
- 元請会社や金融機関からの信頼が得にくくなる
- 補助金申請や大型案件で不利になる
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経審とは？
公共工事参加のための「入札スコア」を取得する審査制度。
評価される項目は以下の通りです。
- 経営規模（売上・社員数など）
- 財務状況（健全性）
- 過去の工事実績
- 社会性（法令遵守、安全管理など）
これらを数値化した「P点」が入札資格に必要な基準になります。
静岡県の経審申請は完全予約制
- 決算後に変更届 → 予約 → 経審申請
- 電子申請も事前予約が必要
- 予約枠が埋まりやすく、1〜2か月前から準備が安全
軽微な工事なら不要な場合も
- 建築一式：税込1,500万円未満 or 延床150㎡未満
- 塗装・土木など：税込500万円未満
※例外あり。条件確認は必須です。
有効期間と更新
- 有効期間は審査基準日から1年7か月
- 更新忘れは資格喪失につながるため要注意
経審を受けるメリット
- 公共工事や大型案件に参加可能
- 元請・金融機関からの信頼アップ
- 補助金申請や官公庁案件でプラス評価
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実際、当事務所でサポートした静岡県内の建設会社様は、
経審のP点を前年よりアップさせ、官公庁工事の落札に成功しました。
また、食品加工業の事業者様では、経審対応と並行して
補助金900万円＋創業融資800万円を同時に獲得し、新工場の建設に着手できました。
経審は単なる書類手続きではなく、企業の将来計画と直結する重要なステップです。
経審は、建設業許可の次に踏み出すべき「信頼獲得のステップ」です。
受けないままでは、公共工事のチャンスを逃すだけでなく、
取引先や金融機関からの評価にも影響します。
今が準備のタイミングです。
制度や手続きが複雑に感じても、私たちが丸ごとサポートします。
行政書士
佐野 雅彦
◇ 初回相談無料
- 経審が必要かどうか診断
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