行政書士
佐野 雅彦
補助金申請・創業融資・建設業許可など、中小企業の資金調達と許認可を全国対応でサポート。
地方公務員25年の経験を活かし、制度と現場のギャップを埋める実務重視の伴走支援が強みです。
実績例:食品加工業で補助金900万円+融資800万円を同時獲得。
経営・資金・許可・外国人雇用に役立つ情報をお届けします。
[8.開業・事業継続届出サポート]
2025年7月、経営事項審査(経審)の評価ルールに大きな変更がありました。
注目ポイントは「資本性借入金(しほんせいかりいれきん)」の新評価。
これまで「借金」として扱われていたものが、一定の条件を満たせば自己資本として評価されるようになったのです。
本記事では、
🔹 資本性借入金とは何か?
🔹 経審での加点ポイント
🔹 導入時の注意点
🔹 活用事例と実務サポート
を、建設業経営者さま向けにわかりやすく解説します。
目次
資本性借入金とは、金融機関などから借りたお金でありながら、次のような特徴を持つ特別な借入金です。
✅ 返済期限が原則5年以上
✅ 業績が悪い場合は返済猶予OK
✅ 利息は高めでも、最後にまとめて返すことも可能
つまり、実質的に資本とみなせるお金として、自己資本扱いになるのです。
これが経審では大きなメリットに。
資本性借入金は、経審の「Y点(経営状況)」でプラス評価を受けます。
🟩 自己資本比率 → 大幅アップ
🟩 負債回転期間 → 短縮=健全な財務体質に見える
Y点はP点(総合評点)の約20%を占めており、自治体や官公庁の信頼度にも直結。
経審点数を維持・向上したい建設業者にとって、極めて重要です。
静岡県の舗装工事業者T社様では、
2024年度の決算がわずかに赤字に転落し、
✅ 自己資本比率の低下
✅ 経審点数のダウン
が懸念されていました。
そこでご提案したのが、資本性借入金の活用です。
🔹 地元信用金庫と調整し、5年返済型の資本性借入金を導入
🔹 借入契約書と会計士証明を整え、形式要件を完全クリア
🔹 経審書類も同時に整備し、Y点の評価を維持
結果、前年同等の点数をキープし、自治体の指名停止も回避できました。
現在は黒字回復に向けた経営改善支援も継続中です。
資本性借入金を経審で評価してもらうには、いくつかの注意点があります。
返済期間・支払条件が曖昧だと、形式不備で否認されます。
👉 金融機関ときちんと内容をすり合わせることが大切。
契約書・会計士証明・決算書の内容が食い違っているとNG。
👉 書類作成には専門家の確認が必須です。
金利が高すぎると、かえって資金繰りに悪影響を及ぼすことも。
👉 導入後のキャッシュフローにも目を配りましょう。
行政書士事務所ACTIONでは、
🔸 資本性借入金の導入可否診断
🔸 経審加点につなげる書類整備
🔸 銀行・信用金庫との協議サポート
など、実務目線での伴走支援を行っています。
📲 Zoom/来所対面 どちらも対応
📩 LINE・Chatwork・問い合わせフォームからどうぞ
経審の点数に悩むお客様の声を、これまでたくさん
伺ってきました。
特に最近は、
「赤字決算で点数が下がったら、指名から外れるかも…」
というご相談が増えています。
そんな中、今回の資本性借入金の評価はチャンスです。
使い方さえ間違えなければ、点数維持や
信頼確保の強力な武器になります。
でも、正しく評価してもらうには
「ちょっとしたズレ」が命取り。
契約書の書き方、書類の整合性、資金繰りのリアル…。
机上の理論だけでなく、現場の経営
感覚を持った専門家との連携がカギになります。
「うちも検討したいが、どうすれば?」
どうぞ、まずはお気軽にご相談ください。
静岡駅から徒歩すぐ/全国対応OK
事業の未来を守るために。
点を取るだけじゃない意味のある加点を、
一緒に考えていきましょう。
行政書士
佐野 雅彦
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