1. 借入額・返済負担・使い道を確認
自己資金、借入額、資金の使い道を確認します。
そのうえで、借りた後の毎月の返済負担が重くなりすぎないかを見ます。
借入は、多ければ安心というものではありません。
少なすぎれば資金が足りなくなりますし、多すぎれば返済負担が重くなることもあります。
大切なのは、事業の進め方に合った借入額になっているかを確認することです。
2. 3年間のお金の流れを確認
創業直後だけでなく、創業1年目から3年目までのお金の動きを見ます。
具体的には、次の予定を並べて確認します。
- 売上の入金予定
- 人件費
- 外注費
- 借入の返済予定
- 採用予定
- 外注を増やす予定
- 追加融資の可能性
目的は、資金が足りなくなってから慌てることではありません。
いつ資金が薄くなりそうか。
どの時期に採用・外注を進めると危ないか。
追加融資を考えるなら、いつから準備すべきか。
こうした点を早めに見える状態にすることです。
3. 事業の進め方に合わせて確認
IT受託会社でも、SES型と受託開発型ではお金の動きが違います。
SES型では、毎月の売上が比較的読みやすい一方で、人件費が先に固定費として出やすくなります。
受託開発型では、案件ごとに入金時期がずれたり、外注費が先に出たりすることがあります。
同じIT受託会社でも、資金繰りの見方は一つではありません。
事業の進め方に合わせて、採用、外注、借入、返済の順番を確認します。
4. 金融機関に説明しやすい状態にする
金融機関に相談するときは、数字だけでなく、事業の内容や資金が必要な理由も説明する必要があります。
このサービスでは、次の点を整理します。
- どのような事業をしているか
- 売上予定の根拠は何か
- 借りたお金を何に使うのか
- 採用や外注がなぜ必要なのか
- 返済していく見込みをどう説明するか
金融機関に説明するためだけではありません。
経営者ご自身が、なぜその資金が必要なのか、どの時期に使うのか、返済しながら事業を続けられるのかを説明できる状態にすることを目指します。
※当事務所は、金融機関との代理交渉・契約行為は行いません。