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[4.財務顧問サポート]

建設業は「資金の見える化」が命 ~資金繰り表の作り方と現場での活用方法~

  • 投稿:2025年04月22日
  • 更新:2025年10月16日
建設業は「資金の見える化」が命 ~資金繰り表の作り方と現場での活用方法~

こんにちは。
行政書士事務所ACTION代表の佐野です。
建設業の経営者様からよくこんな声を聞きます。
「仕事は取れてるのに、なぜかお金が足りない…」
それ、資金繰りのズレが原因かもしれません。

🔶資金繰り表は「会社の余命表」

建設業は、着工から入金まで時間差があります。
黒字でも通帳残高がマイナス寸前──そんなケースも。

だからこそ、
未来の資金残高を見える化する資金繰り表が不可欠です。

こんな表をつくりましょう(テンプレートの例)

期首残高入金予定出金予定差引収支期末残高
4月5,000千円8,000千円10,000千円▲2,000千円3,000千円
5月3,000千円9,000千円9,500千円▲500千円2,500千円

▶ 入金予定:工事代金
▶ 出金予定:外注費、資材費、給与など

建設業の資金繰りで見るべき3つのポイント

① 受注しても安心できない!

工事が始まると、資材・人件費などで先に支払いが発生します。

👉「受注=安心」ではなく、キャッシュフローの逆算が必須。

② 季節支出は「見える化」しておく

  • 社会保険料(7月)
  • 労働保険料(6月〜7月)
  • 固定資産税(5月、7月、12月)ほか

👉これらの「年払い系支出」も、月別に見積もっておくのがプロの管理です。

③ トラブル・急な出費に備える

  • 資材の高騰
  • 突然の重機修理
  • 外注先の人手不足

👉 毎月5万〜10万円でも「予備費」を確保。

現場での活用法:ここが効く!

  • 金融機関との融資相談時に提出 → 信頼アップ!
  • 顧問税理士・経理担当との共有 → 情報のズレ防止
  • 経営判断の即断 → どこを削り、どこに投資するかを瞬時に判断

⚠資金ショートは、「ある日突然」ではない

実際には…

  • 小さな赤字が続く
  • 支払いが遅れる
  • 入金が遅れる

    気づいたら通帳残高がゼロ。

👉 資金繰り表で「3か月先の姿」を見ておけば、手が打てる!

まとめ:数字が見えると、行動が変わる

  • Excelでも手書きでもOK
  • まずは「来月の見通し」から始めてみましょう
  • 習慣化すれば、資金不安から解放される武器になります

【支援事例】資金繰り表の導入で倒産危機を回避

 O県の外構工事会社(社員3名)

  • 受注は安定していたが、税金とリース支払で資金ショート寸前
  • 当事務所で資金繰り表を導入+支出を可視化
  • 「突発支出対策費」を組み込むことで、資金ショートのリスクを6ヶ月前に把握→対策実行

📍結果:銀行からの評価が上がり、新規の融資もスムーズに。

「作りたいけれど不安」という方へ

行政書士事務所ACTIONでは、
建設業に特化した資金繰り表づくりを一緒に行っています。

  • 一緒に作成+運用支援
  • 自分で回せるシートテンプレ提供
  • オンライン全国対応

🔹まずは初回のご相談(有料)で方向性を一緒に整えましょう!

補足

※当記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。
金融機関や制度の変更により内容が変わる場合がありますので、都度ご確認ください。

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