1.月1回、資金と経営判断を整理する定例オンライン面談
月ごとの資金の動き、借入返済の状況、その月の判断に無理が出ていないかを確認します。
売上予定、入金予定、外注費、人件費、借入、返済、採用・投資予定などを見ながら、次に注意すべき点を整理します。
大事なのは、数字を見ること自体ではありません。
その数字を見たうえで、採用するか、外注を増やすか、投資するか、次の融資準備に入るかを判断しやすくすることです。
2.当初想定と実績のズレを確認
最初に考えていた予定と、実際の数字や状況の違いを確認します。
たとえば、採用、人件費、外注比率、案件構成、入金時期の変化が、今の資金状況や返済負担にどう影響しているかを見ていきます。
数字は結果です。
その前に、数字を生んでいる構造があります。
売上が増えているのに資金が残らない場合、売上総額だけを見ても原因は分かりません。
外注費の支払い時期、入金サイト、人件費の増加、案件ごとの粗利、返済の重なりまで分けて確認します。
3.今ある借入と返済負担の見直し
今の借入の組み方や返済の重なりを見ながら、次の融資や投資判断に無理が出ないかを確認します。
たとえば、次のような点を毎月確認します。
- 返済の負担が重くなっていないか
- 追加融資を考える時期が近づいていないか
- 採用や投資を進めても資金が持つか
- 入金予定と返済予定のズレが大きくなっていないか
- 金融機関に説明できる数字や根拠が整理できているか
資金が足りなくなってから慌てて動くのではなく、早めに状況を確認し、次の選択肢を持てる状態をつくります。
4.次の融資や投資に向けた準備
追加融資や投資判断では、「必要になったから借りる」だけでは不十分です。
なぜ資金が必要なのか。
借りた後、返済が始まっても資金が回るのか。
採用や外注を増やした場合、いつから粗利に反映されるのか。
金融機関にどの数字をもとに説明するのか。
こうした点を、毎月の数字や今後の予定をもとに整理します。
必要に応じて、金融機関に説明する内容、事業計画の見直し、外注や契約条件に関する論点整理、法人運営上の確認事項の洗い出しも行います。
税務、労務、法務など専門的な判断が必要な場合は、税理士、社労士、弁護士など各専門家への確認事項として整理します。
※当事務所は、金融機関との代理交渉・契約行為は行いません。