行政書士
佐野 雅彦
行政書士事務所ACTION代表。
IT受託会社の借入・返済・追加融資・資金繰りを一体で見ながら、
その場しのぎではない資金の整え方を支援しています。
地方公務員として25年間、制度運用と相談対応に携わった経験を踏まえ、
現在は、返済を続けながら次の借入や投資を進められるかという視点で、記事監修と実務支援を行っています。
このページでは、IT受託会社の経営者に向けて、借入・返済・追加融資・投資判断まで見据えた資金戦略の実務情報を掲載しています。
[2.資金戦略の基本原則]
2026年最新|「銀行融資が通らない」「2期目で融資は可能?」「プロパー融資はいつから?」と悩む経営者向けに、信用保証協会付き融資とプロパー融資の違い、決算書で見られるポイント、資金繰り改善との関係を公的資料に基づき解説します。
目次
開業1~2年目の法人・個人事業主さまから最も多い相談が、
というものです。
結論から言えば、2期目でも銀行融資は可能です。
ただし、1期目の決算内容と資金繰り状況が大きく影響します。
銀行融資には大きく分けて2種類あります。
銀行が直接リスクを負うのではなく、信用保証協会が保証人となる融資です。
制度の概要は、全国信用保証協会連合会および各信用保証協会が運営しています。
2期目までの企業は、まずこの保証付き融資が現実的選択肢です。
銀行が保証協会を介さず、自らの判断で貸し出す融資です。
一般的には3期目以降、安定黒字・自己資本充実が一つの目安です。
2期目でのプロパー融資は「例外的ケース」と考えるのが現実的です。
銀行が特に重視する指標:
赤字でも即否決ではありませんが、改善傾向が重要。
債務超過でないか。自己資本が増加傾向か。
売上に対して借入が過大でないか。
利益よりも重要なのが返済原資の有無です。
ここが弱いと、銀行融資が通らない状況になります。
公租公課の滞納は重大なマイナス評価です。
納税証明書の提出を求められるケースもあります。
「なんとなく運転資金」ではなく、
など、具体性が必要です。
| 項目 | 保証付き融資 | プロパー融資 |
|---|---|---|
| 保証人 | 信用保証協会 | 不要 |
| 難易度 | 比較的低い | 高い |
| 金利 | やや高め | 低め傾向 |
| 2期目利用 | 可能 | 条件次第 |
2期目で銀行融資を目指す場合は、
という流れが現実的です。
銀行は「資金繰りが厳しい会社」に貸さないのではありません。
資金繰り管理ができていない会社に貸さないのです。
改善策:
節税優先ではなく、金融機関評価を意識。
| 状況 | 優先行動 |
|---|---|
| 銀行融資が通らない | 決算書分析と改善計画作成 |
| 2期目で資金不足 | 保証付き融資を検討 |
| 将来プロパーを目指す | 利益体質と自己資本強化 |
2期目の融資は「実績がないから難しい」のではなく、
資料の作り方と説明の仕方で結果が変わる分野です。
これらを整理することで、融資通過率は大きく変わります。
IT受託会社の借入・返済・入金・支払いを整理し、採用や追加借入に使える資金の見通しを整えます。
🍃対象となる方
・売上はあるが、手元資金に不安がある
・借入後の返済や資金繰りまで含めて考えたい
・採用、外注、追加借入の判断材料を整理したい
🍃対象外のご相談
・情報収集や相場確認のみ
・一度だけ答えを聞いて終わる相談
・経理代行や事務処理の外注先探し
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