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[2.資金戦略の基本原則]

年度末の資金繰り表を作成するときの確認項目

  • 投稿:2026年02月14日
  • 更新:2026年08月23日
年度末の資金繰り表を作成するときの確認項目

年度末前後の資金状況を確認するため、現預金残高、入金予定、支払予定、借入返済などを資金繰り表へ整理する方法を解説します。融資や制度の利用可否、返済条件変更の可否を示すものではありません。

当事務所は行政書士として、経営者ご本人が金融機関へ説明するための事業計画書等の作成・情報整理を支援します。融資判断、金融機関との交渉・代理、税務・会計判断、資金不足の回避や審査結果の保証は行いません。

2026年8月23日現在、年度末前後の資金繰り表は、現在の現預金残高を起点に、実際の入金日・支払日・納付日・返済日を月別に整理します。

資金繰り表は、事実と予定を確認する資料です。作成しただけで資金不足を回避できるものではなく、融資や返済条件変更等の可否は関係機関が個別に判断します。

公庫の資金繰り表様式

日本政策金融公庫は、資金繰り計画を策定する場合に使用する「資金繰り表」「資金繰り表(簡易版)」と記入例を公開しています。申込先から指定様式がある場合は、その様式と記載方法を確認してください。

1.基準日と対象期間

  • 作成日
  • 基準となる月初日または期末日
  • 確認する月数
  • 事業用口座と手元現金の範囲

2.前月繰越・現在残高

  • 通帳・インターネットバンキングの取引明細
  • 期末日または月初日の預金残高
  • 手元現金の確認資料
  • 残高の基準日

3.経常的な入金予定

  • 現金売上・売掛金回収
  • 契約書、注文書、納品・検収資料
  • 発行済み請求書と支払期日
  • 取引先に確認した入金予定

未確定の受注・請求・入金は確定事項と区別し、確認日と設定した前提を記載します。

4.経常的な支払予定

  • 仕入、外注費、給与、家賃
  • 通信費、光熱費、クラウド・リース料
  • 税・社会保険料の確認済み納付予定
  • その他の経常的支払

5.経常外・財務上の入出金

  • 設備購入、臨時修繕等の支払
  • 資産売却等の確定入金
  • 借入金の実行予定
  • 借入元金の返済と利息

融資や補助金等は、実行・交付・入金が未確定の場合、確定入金と分けて記載します。

6.月末残高・翌月繰越

前月繰越に各月の入金を加え、支払を差し引いた残高を次月へつなげます。計算方法や会計上の数値は、税理士・公認会計士等が確認したものを使用します。

確定額と見積額を区別する

  • 契約・請求等で確定した金額
  • 見積段階の金額
  • 契約上の期日
  • 相手方へ確認した予定日
  • 作成者が設定した前提

資金不足が見込まれる場合の相談先

中小企業庁は、資金繰りの相談先として、よろず支援拠点、日本政策金融公庫、信用保証協会を案内しています。

当事務所の支援範囲

当事務所は、依頼者や担当専門家が確認した事実・数値をもとに、経営者ご本人が説明するための事業計画書、資金使途明細、入出金・返済予定資料を作成・整理します。

会計帳簿・資金繰り表の会計数値の作成や財務分析、資金不足額・返済能力の判定、借入や条件変更の判断・推奨、融資のあっせん、金融機関との交渉・代理、資金不足回避や融資結果の保証は行いません。

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当事務所は、財務分析、資金繰り表・決算書等の作成、借入・採用・投資等の経営判断、法律・会計・税務上の判断、融資のあっせん・交渉を行いません。

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