行政書士
佐野 雅彦
行政書士事務所ACTION代表。
IT受託会社から提示された契約書、請求書その他の確定資料をもとに事実関係を整理し、行政書士法その他の法令で認められた範囲で、許認可・補助金等の申請に必要な書類作成や提出手続を支援しています。
地方公務員として26年間、制度運用と相談対応に携わった経験をもとに、制度と手続を分かりやすく整理することを大切にしています。財務分析、会計資料作成、法律判断・交渉、融資のあっせん・交渉、借入・返済・投資等の経営判断は行いません。
許認可・補助金等の申請や契約書作成に必要な資料・手続を、悩みや目的から探せます。
[2.資金戦略の基本原則]
赤字決算でも銀行融資は受けられる?中小企業庁・日本政策金融公庫の公的資料をもとに、赤字企業が融資審査で評価されるポイントと、年度末前に行うべき事前準備を行政書士がわかりやすく解説します。
「決算が赤字だから、もう融資は無理だろう」
そう考えて、金融機関への相談をためらっている中小企業経営者は少なくありません。
しかし、公的機関の資料を確認すると、赤字決算でも融資の相談対象となる場合があるであることが明示されています。
重要なのは、「なぜ赤字なのか」「今後どう改善するのか」を客観的に説明できる準備です。
本記事では、2025年度末前の今だからこそ行うべき、赤字決算企業が融資を申し込む前の確認事項を、公的エビデンスに基づいて解説します。
中小企業庁は、金融機関の融資判断について
「決算書の数値だけでなく、事業の将来性や経営改善の取組を含めて総合的に判断する」
という姿勢を明確にしています。
決算内容が一時的に悪化していても、
事業の継続性・改善可能性があれば、支援対象となり得る
(出典:中小企業庁「中小企業・小規模事業者の資金繰り支援」)
金融機関(銀行・信用金庫・日本政策金融公庫など)が、赤字企業を見る際の主な視点は次の5点です。
など、外部要因や一時的要因であれば、評価は個別審査によります。
👉 「数字で説明できる材料」が重要です。
赤字でも、
この2点は、融資審査で非常に重視されます。
金融機関は、
といった経営者の姿勢も評価対象としています。
単なる希望的観測ではなく、
が示されているかどうかがポイントです。
年度末前の今、最低限準備しておくべき項目は以下の通りです。
本格的な再生計画である必要はありません。
を A4・2〜3枚程度 に整理するだけでも、金融機関へ状況を説明する資料になります。
中小企業庁も、資金繰り表の作成を強く推奨しています。
👉 「返済できる根拠」を可視化することが重要です。
税務上の分納・猶予は税務署又は税理士、社会保険料については年金事務所又は社会保険労務士へ確認してください。
中小企業庁では、
といった制度を整備しています。
特に、返済負担が重い場合は
「新規融資」ではなく「借換え+改善支援」が有効なケースも多くあります。
赤字決算=即NGではありません。
金融機関や公的機関が見ているのは、
です。
特に 年度末前の今 は、
必要時期から逆算し、早めに準備することが重要です。
当事務所では、行政書士の業務範囲で、経営者ご自身が金融機関へ説明する赤字の理由、改善計画、資金使途、返済見通し及び確認事項を整理します。金融機関・信用保証協会との代理交渉、融資条件の合意又は契約の代理締結は行いません。また、審査通過、保証承諾又は融資実行を保証するものではありません。
120分で、申請・相談に必要な事実と資料を確認します。
入金予定、支払予定、返済予定、採用・投資に関する既存資料を、120分のオンライン面談で確認します。
料金は、33,000円(税込)です。
面談後には、確認できた事実、未確認の資料、金融機関や各担当専門家へ確認すべき事項をまとめた「初回面談レポート」を納品します。
当事務所は、財務分析、資金繰り表・決算書等の作成、借入・採用・投資等の経営判断、法律・会計・税務上の判断、融資のあっせん・交渉を行いません。
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