行政書士
佐野 雅彦
行政書士事務所ACTION代表。
IT受託会社の借入、返済、追加融資、資金繰りを
一体で見ながら、
借入後も会社が無理なく続くための判断を支援しています。
地方公務員として26年間、
制度運用と相談対応に携わった経験をもとに、
制度、数字、資金の流れを整理し、
社長が次の判断をしやすい状態をつくることを大切にしています。
資金繰り、融資、返済、入金サイト、採用・投資判断を、悩みや目的から探せます。
[4.外国人経営者支援アーカイブ]
在日外国人向けに、日本での起業・経営を支える公的支援制度を丁寧に解説。ビザ、助成金、自治体支援、専門家相談のポイントまでわかります。
日本で会社をつくって経営したい、経営を続けたい――
在日外国人としてこうした目標を持っていると、「ビザはどうするの?」「どんな支援制度がある?」といった疑問が出てきますよね。
実は、国や自治体は、外国人起業家を支援するための制度や補助金、相談窓口を用意しています。
ここでは公的機関が正式に公表している制度・支援策に基づいて、在日外国人経営者・起業希望者が「知らないと損をする」支援内容をわかりやすく紹介します。
外国人が日本で会社を設立し、自ら経営・管理を行う場合には、在留資格「経営・管理」が必要です。
外国人が日本で事業を起こす場合、この資格が該当します。
特定の地方公共団体では、起業準備期間中に日本に滞在できる スタートアップビザ(在留資格「特定活動」) を利用できます。
これは事業計画などを地方自治体が確認し、入国管理局に提出することで付与されます。
中小企業庁は、起業・スタートアップを支援するためのさまざまな支援策情報を提供しています。創業支援計画や補助金情報などが含まれています。
また、ミラサポplusは国が推進する中小企業の補助金・助成金等を検索・活用できる公的サポートサイトです(申請情報・条件などを確認可能)。
都道府県や市町村が実施する起業支援金制度は、起業家に対して 伴走支援と経費助成(最大200万円程度) を通じて地方創生につながる起業を後押しする仕組みです。
外国人を含む労働者を雇用する事業主向けには、厚生労働省が「雇用関係助成金」を実施しています。
とくに 外国人労働者就労環境整備助成コース は、外国人の職場定着のための就労環境整備(多言語対応など)に対して助成が受けられます。
※これらは起業後の雇用環境整備の支援策として活用できます。
東京都は Tokyo One-Stop Business Establishment Center を設置しており、外国人起業家が会社設立に必要な各種手続き(登記・税務・社会保険・出入国管理など)の相談・案内を一か所で受けられます。
東京都独自でも外務省・法務省と連携し、スタートアップビザ制度 を運用しています。
これにより在留資格「特定活動」を基に、起業準備期間中の滞在が認められます。
東京都中小企業振興公社等では、起業初期にかかる経費(賃借料・人件費・専門家指導費など)の一部を助成する制度があります(2025年度例)。
行政書士は、司法書士など他の専門家と連携し、これらの手続きを一貫してサポートできます。
Q1. 外国人でも日本で会社を作ることはできますか?
A1. はい。外国人でも法的に会社を設立できますが、在留資格「経営・管理」やスタートアップビザ等、適切な在留資格を取得する必要があります。
Q2. 創業時に使える公的な補助金はありますか?
A2. 国・自治体は起業支援金や創業・スタートアップ支援情報を提供しており、ミラサポplus等で補助金・助成金の情報を確認できます。
在日外国人の経営・起業を支える制度は、ビザ制度(経営・管理/スタートアップビザ)をはじめ、創業支援・助成金・自治体の相談窓口 といった形で公的支援が整備されています。
これらは制度内容・申請要件が変わることもあるため、行政書士等の専門家に相談しながら進めること をおすすめします。
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